自律神経失調症の無料相談

あなたの症状やお悩みに対してどのような治療が合っているのか?なぜそのような症状が出てしまったのかなどを紐解きながら当院ではどんな治療が出来るか、心療内科、消化器外科などは一般的にどのような治療をしているのかなど分かる範囲でお答えします。治療に対して少しでも疑問がなくなり、前向きになれるようにアドバイスします。

    ご予約・空席確認

    空席確認は登録なしで見られます
    ご予約・空席確認はインターネットもしくは TEL 045-834-7720 までお電話下さい。
    なおインターネットからのご予約は施術日の3週間前~当日1時間前まで受け付けております。直前や3週間以降のご予約はお電話にて承ります。
    またキャンセルされる時は必ずお電話でお願い致します。当日キャンセルは出来るだけお控え下さい。
    ご予約時の会員登録は任意ですが、お名前、電話番号、主な症状は必須項目になります。

    自律神経とストレスの密接な関係

    ストレスを受けるとまず「交感神経」が刺激され、体は活発に動く状態になります。心拍数や血圧があがり筋肉への血液の供給量を増やし、唾液の分泌を減らし、血管は収縮します。通常はその後に「副交感神経」に切り替わり、体を休める状態になります。心拍数や血圧を下げ、唾液の分泌は増え、血管を拡張して消化器に血液を供給します。ところが強いストレスに長時間さらされる状態が続くと、「副交感神経」への切り替えがうまくできなくなり、自律神経が乱れます。「交感神経」が優位になり過ぎると血行不良による冷えやコリ、だるさ、不眠や胃腸障害が起こり、内分泌系や免疫にも影響が出て「自律神経失調症」の状態になります。

    また一般的に「精神的ストレス」の認識は高いのですが、ストレスには他に「物理的ストレス」、「化学的ストレス」、「生物的ストレス」と4種類あると言われています。個人の性格や受け止め方の違いがありますが、下記の4種類のストレスを認識した上で診断テストの結果と併せて対策を考えていきましょう。

    物理的
    ストレス
    高温や低温、湿度、騒音や振動など
    化学的
    ストレス
    酸素の欠乏、薬害、栄養の不足、お酒の飲み過ぎやたばこの吸い過ぎなど
    生物的
    ストレス
    病原菌などの病気やアレルギー、睡眠不足など
    精神的
    ストレス
    人間関係や家庭内問題、精神的な苦痛など

    質問項目の分析で原因と改善策を探ろう

    この診断テストは合計点数だけでなく、さらに「はい」にチェックした項目であなたがストレスによってどのような状態になっているか、不調の原因と改善策がわかります。
    項目ごとに
    めぐりが悪い(血行不良)タイプ
    元気がない(気虚)タイプ
    栄養が取れない(消化器)タイプ
    こころと不眠タイプ」に分かれていますので、あなたがどこのタイプか分析してみて下さい。

    めぐりが悪い(血行不良)タイプ

    手足など末端までの血液循環が悪く、慢性的なコリや関節の痛みを伴います。また目や頭への血液循環や耳へのリンパの循環が悪いため、眼精疲労や頭痛、耳鳴り、めまいなどをがあります。耳鳴り以外は初期症状ですが、運動や入浴で身体の循環を促しましょう。整体マッサージや鍼灸が有効です。
    問2 : 手、足が冷たいことが多い
    問6 : 頭がスッキリしない(頭が重い)
    問7 : 眼がよく疲れる
    問8 : めまいや立ちくらみがある
    問9 : 耳鳴りがすることがある
    問15 : 肩がこりやすい
    問16 : よく背中や腰が痛くなる

    元気がない(気虚)タイプ

    呼吸が浅く疲れやすい。動悸や胸が息苦しくなったり心臓や肺の症状が出やすい。慢性的な症状になのですぐに治療が必要な方が多いです。ご自分で呼吸法が出来ない場合はすぐに治療に行きましょう。呼吸器内科、循環器科を受診してみて下さい。機能的異常が見られない場合は、自律神経と呼吸筋の調整が有効です。
    問1 : よく風邪を引くし、治りにくい。
    問3 : 急に息苦しくなることがある
    問4 : 動悸がすることがある
    問5 : 胸が痛くなることがある
    問17 : なかなか疲れが取れない
    問19 : なにかするとすぐに疲れる

    栄養が取れない(消化器)タイプ

    副交感神経の働きが弱く、消化不良による胃もたれや口腔内のトラブル、食欲不振や便秘・下痢もある。栄養が十分に吸収できなかったり、大腸のトラブルは免疫低下につながります。消化の良いやさしい食事を心がけて下さい。改善が見られなければ一度消化器内科で見てもらいましょう。機能的異常が見られない場合は、自律神経調整や腸のマッサージが有効です。
    問10 : 口の中が荒れることがある
    問11 : 舌が白くなっていることがある
    問12 : 好きな物でも食べる気がしない
    問13 : 胃がもたれる感じがある
    問14 : 腹が張ったり、痛んだり、下痢や便秘をすることがよくある
    問18 : このごろ体重が減った

    こころと不眠タイプ

    交感神経が優位でイライラしたり、夜になってもリラックス出来ずに睡眠が不安定。交感神経の高ぶりが行き過ぎると、逆に何もやる気が起きなくなってしまう。ゆったりと過ごす時間を作りましょう。不眠は疲労を蓄積して、成長ホルモンの分泌も阻害してしまいます。心療内科に相談してみましょう。薬の服用と並行して自律神経の調整と血流改善をすると、効能も高まります。
    問20 : 朝、気持ちよく起きられない
    問21 : 仕事をやる気が起こらない
    問22 : 夢を見ることが多い
    問23 : 夜中に目が覚めたあと、なかなか寝つけない
    問24 : 人と付き合うのが億劫だ
    問25 : ちょっとしたことでも腹がたったり、イライラしそうになることが多い

    あなたのストレス状態に合わせた治療方法

    診断テスト結果 0~5個

    ストレッチ3選簡単3Step呼吸法をお試しください。
    セルフケアで効果が感じられなかったり、自分でうまく呼吸法が出来ない方は質問項目分析で一番多かったタイプで治療院を選んで相談してみましょう。もちろん当院の無料相談も利用できますので、お問い合わせから気軽に質問してみて下さい。

    当院で治療する場合

    ごく軽度ですので個人差はありますが1~3回の治療で改善が見込まれます。全身のマッサージとゆがみ調整で血行を促進、身体も頭もスッキリして睡眠も深くなります。
    (血流改善)
    整体60分コース
    初回5,500円

    診断テスト結果 6~10個

    ストレッチ3選をお試しください。
    生活面に気をつけてセルフケアもやってみたけどあまり改善されなかった方は、質問項目分析で一番多かったタイプで治療院を選んで相談してみましょう。当院の無料相談も利用できますので、お問い合わせから気軽に質問してみて下さい。

    当院で治療する場合

    軽度の自律神経失調症は全身のマッサージによる血行改善と整体で歪み調整をして、からだ全体のバランスを整えることで症状を改善します。個人差はありますが3回~1か月程度で改善を図ります。
    (全身ゆがみ調整)
    おまかせ
    60分コース
    初回5,500円
    【治療実績と改善例】
    コロナの影響でストレス疲労。胃もたれ・めまい・頭痛が3回で改善しました!

    診断テスト結果 11~20個

    生活改善方法5選簡単3Step呼吸法をお試しください。
    3日間で改善が見られたらしっかり習慣になるように続けながら、なるべく早く治療をしましょう。不調が重なったり長期化していると、慣れてしまって自覚が薄くなり放っておきがちですが、診断結果をしっかり受け止めて治療しましょう。治療に不安のある方は当院の無料相談も利用できますので、お問い合わせから気軽に質問してみて下さい。

    当院で治療する場合

    背骨周りの自律神経の圧迫をとるマッサージと整体で、高ぶりすぎる交感神経を鎮めます。内臓のツボを刺激するので消化器系や呼吸も改善され、からだ全体に血液と酸素がめぐります。必要に応じて鍼灸治療を首や骨盤の調整を行い、副交感神経にもアプローチします。個人差はありますが1~3か月程度で症状の改善を図ります
    (自律神経調整)
    おまかせ
    90分コース
    初回8,500円
    【治療実績と改善例】
    不眠、動悸、息苦しい、咽の詰まりが一気に好転して、薬もやめられしました。

    診断テスト結果 21個以上

    一般的な治療方法整体・鍼灸の治療をお試しください。
    診断結果をしっかり受け止めなるべく早く治療を始めて下さい。まずは質問項目分析で一番多かったタイプで治療院を選んでみましょう。どこがいいか悩んでしまっている方は、当院の無料相談も利用できますのでお問い合わせから気軽に質問してみて下さい。心療内科や消化器内科などと並行して治療も出来ますので、この診断テストをきっかけに一歩踏み出してみましょう。

    当院で治療する場合

    あなたの身体の力みを取る治療から始めます。全身のマッサージで血流改善した後に、背骨周りの交感神経と首・骨盤の副交感神経の圧迫を取り自律神経のバランスを整えます。首から後頭部の血流が良くなることで頭痛や眼精疲労が改善され、睡眠の質が向上します。また肩甲骨周りなど呼吸筋がゆるむと、息苦しさや動悸を改善して不安感がかなり軽減されるでしょう。個人差はありますが3か月~1年程度で症状の改善を図ります。初診から3回目まではあまり間隔を開けずに治療すると、効果が持続して治癒力がUPします。その後徐々に治療間隔を空けても効果が持続するようになります。
    1週間集中治療
    コース
    60分×3回
    18,000円
    【治療実績と改善例】
    動悸、ふらつき、胃痛、食欲不振、不眠、不安感の症状がありましたが抗不安薬も卒業して治療終了しました。
    現在、自律神経失調症の症状や来院の無料相談を実施中です。
    無料相談

    自律神経失調症の治療について

    自律神経を整えるセルフケア

    ストレッチ3選

    呼吸筋を緩める簡単ストレッチです。
    肺に空気がしっかり取り込めるように「肋間」「肩甲骨」「胸」周りの筋肉をゆったりストレッチ、だら~んと力を抜いて緩めていきます。

    ① 体側を伸ばす。(肋間を広げる)

    1. 1.まずは両足を肩幅より少し広げて足裏で床を押すようにして立ちます。手を組んで手の平を上に向け(もしくは右手で左手首をつかんで)天井にのびをします。腕を上げることで肋骨全体を引き上げ、右方に倒しながら左側の肋間を広げます

    2. 2.次に左に倒して右側の肋間を広げます。(手首をつかんでいる人は左手で右手首をつかんで)さらに呼吸が出来るようなら、腕をまっすぐ頭上に上げる時は「吸い」、横に倒す時は「吐き」ます。もっと出来る方は顔をやや天井に向けて上を向き、伸ばす方の肩が前にかぶらないようにして下さい。ご自分が力を抜いて出来るところまででいいです

    【これでもOK】
    力が抜けない方は、壁の側面に立って横に倒したときに腕を壁に付けて腕の力を抜き、身体の側面の肋間を広げることに集中しましょう。横に倒したまま息を「吸ったり、吐いたり」を2~3回繰り返してもいいです。
    また椅子に座った状態では骨盤が安定しますし、力が抜けやすいのでおすすめです。背もたれや肘掛けにもたれて「だら~ん」と力を抜いて肋間に空気を送り込みましょう!

    ②肩甲骨まわりや腕の筋肉を伸ばす

    床に伏せた姿勢は自分の体重を利用できるので、硬い人や力が入りやすい人にはおすすめです。
    1. 1.床に両手の平と両膝をつき、四つん這いになります。背骨はまっすぐにして。

    2. 2.右手を20~30㎝前に出し、右肩にもたれかかるようにしてお尻も後ろに引きます。右肩、腕が伸びていきます。お尻はかかとに着かなくてOK。
      呼吸が出来るようなら「吸ったり吐いたり」の呼吸をすることでさらにストレッチが深まります。
      さらにストレッチを深めたい方は「だら~ん」と右肩にもたれたまま、「ゆらゆら」少し体を揺らして右肩甲骨や上腕に刺激を加えましょう。左手は好きなところに置き直してリラックス。

    3. 3.左も同様に行います。

    【これでもOK】
    肩がきつい方は、無理に肩にもたれかからなくても肩周りに伸びが感じられればOKです。またお尻を後ろに引くとお腹やそけい部がきつい方は、椅子や高さがあるところに右手を置いて伸ばすのでもOKです。

    ③肩前や胸筋の付け根を伸ばす。

    1. 1.床に両手の平と両膝をつき、四つん這いになります。背骨はまっすぐに!

    2. 2.つぎに右手を右横に伸ばし床に手の平をつけます。

    3. 3.顔を左に向け右肩を下に押し込むように下げます。肩前や胸筋の付け根が伸びていればOKです。呼吸が出来れば「吸って」肩や腕の少し上へ緩め、「吐いて」下に下げて伸ばします。 さらに出来る方は「だら~ん」と右肩にもたれるように力を抜きます。右肘を曲げるとさらにストレッチが深まります。

    4. 4.左も同様に行います。

    【これでもOK】
    うつ伏せが出来なかったり、オフィスなどでは机の上で行うことも出来ます。机に両手を広げて机にうつ伏せになるような姿勢で同様に行って下さい。

    簡単3Step呼吸法

    運動が苦手な人はこちらから始めてもいいでしょう。
    1. 1.まずは口呼吸で口を小さく前に少しとがらせて「ホッホッホッ」と短く吐くことから始めましょう。

    2. 2.次に「ホッホッホー」と最後だけ少し長く吐きます。3回くらい繰り返すと長い「ホー」の後に、息がちょっと吸えてることに気が付くと思います。

    3. 3.胸の前で腕をクロスして少し前にかがみながら、背中を丸めて「ホッホッホー」と息を吐き切った後、顔を上げて、腕を頭の後ろに両手を当てて肘を広げ、息を吸ってみましょう。立ってやってもいいですし、背もたれのある椅子ならば、腕を上げるときに背中をゆったりもたれると力を抜けていいでしょう。

    生活改善方法5選

    出来ることを3つ選んでやってみましょう。まずは3日間試してみて下さい。

    ① 毎朝太陽の光を15秒浴びる。

    毎朝、太陽の光を浴びると、睡眠・覚醒リズムが整い、質のよい睡眠を得られるようになります。 これは目の網膜が太陽光に反応し、脳内のセロトニン神経が活性化され、セロトニンが分泌されるからと言われています。 セロトニンの分泌量が増えると夜間にメラトニンの分泌量が増えることが明らかになっています。 催眠作用を持つホルモンであるメラトニンがうまく産生され、夜に自然な眠りにつくためにも、日光浴は重要ということになります。

    ②体を温める

    手足先が冷たい。またはお尻やお腹が冷える「冷え性」は、血行が悪く体が温まりにくいです。血行は自律神経によってコントロールされているので、自律神経が乱れると「冷え性」は悪化します。反対にお風呂に入ったり、温かい飲み物を飲んだりすると「ホッ」とリラックスして体の力が抜けます。これは血行が良くなり筋肉が緩むことで、副交感神経が働き始めた証拠です。体を温めることは、自律神経のバランスを整えるのにとても有効なので、下の中から出来るものをやってみましょう。
    湯船につかる、温かいものを食べる・飲む、カイロを貼る、腹巻きをする、運動をするetc
    また同時に薄着やクーラーなど体を冷やすことは避け、冷たい飲食物も控えめにしましょう。

    ③夕飯を遅く食べない。

    夜遅くに食事を摂ると、活動量が少ないため消費エネルギーが少なく、余分なエネルギーを体脂肪として蓄積されやすくなります。消化不良により眠りの質を下げるだけでなく、翌朝の朝食にも影響が出て、食欲がなくて食べられない原因にもなり、生活リズムも乱れやすくなります。
    遅くなる時は途中18時に軽食を食べて、20時以降は消化の良いものや野菜やスープ類などで賄いましょう。

    ④寝る直前に携帯やスマホ、パソコンを見ない。

    太陽の光はセロトニンを分泌するとお話ししました。日中セロトニンが増えると、夜間に睡眠に必要なメラトニンが産生され、質の良い睡眠が出来ます。しかし寝る前にスマホやパソコンの強い光を浴びると、脳は覚醒しメラトニンの分泌が抑制されてします。「寝る前スマホ」による睡眠障害は若年層に多く、ストレスとの関係も強く、厚生労働省も注意を呼びかけているほどです。睡眠時は出来れば別部屋に置くか、同室なら3メートル以上寝床から離すことをおすすめします。

    ⑤セルフマッサージをする。

    副交感神経がある首と骨盤回りのマッサージの仕方をご紹介します。固まった筋肉に血行を促し、自律神経への圧迫を開放してバランスを整えます。力を使わず一般の方にも簡単にできる方法ですので、リラックスしてやってみて下さい。
    <首のマッサージ>
    1. 1.背もれのある椅子に深く腰かけ、首の後ろで両手を組みます。ちょうど小指側が後頭蓋骨の端に当たります。

    2. 2.背筋をまっすぐに伸ばしたまま、頭を後ろに少しだけ倒します。両手にもたれかかるようにして力を抜きます。出来る方は肘をやや天井の方に向けて、体を前後にゆらゆら揺らします。

    <骨盤(おしり)のマッサージ>
    お尻の筋肉の硬さを取り骨盤のゆがみを矯正します。仙腸関節が安定することで仙骨から出ている生殖器系や泌尿器系の副交感神経がの働きが高まります。
    1. 1.仰向けに寝て、膝を立てます。

    2. 2.両手にこぶしを作りお尻の下に入れます。

    3. 3.体を右に傾け、右のお尻の側面に体重をかけると右のこぶしがお尻にめり込み、自然とマッサージされます。左右交互に体重をかけてマッサージしましょう。

    4. 4.慣れてきたら、仙骨回りやお尻の側面までこぶしを移動させて、お尻全体をほぐします。

    【ポイント】
    体重のかけ方で強弱が加減できますので、気持ちいい程度に調整してください。またこぶしの代替にテニスボールなどを使ってもOKです。

    診断テストに関するQA

    この診断テストって本当に信頼できるの?

    この診断テストは日本大学心療内科の先生方が作成したものですが、診断結果に未病堂治療院がセルフケアや改善方法を加筆したものになります。WEBにはさまざまな情報がありますが、自分に合った治療がどれなのかを見つけるのは難しいと思います。診断テストを通して簡易なヒヤリングをして、より個々に合ったアドバイスが出来たらいいなと思って載せました。質問項目の分析は当院オリジナルですが、ご自分の不調の原因を理解して自分に合った治療方法を見つけるきっかけになれば嬉しいです。

    Topics

    東洋医学の「未病」という考え方
    東洋医学には「未病」という考え方があります。病気というほどではないが何となく調子が悪い。健康と病気の間に位置するものを「未病」といい、この段階で治療して病気になるのを予防する。病気になってから治療するのは遅い。病気を治すのは普通の医者で、「未病」を治す医者が名医であると東洋医学の原典「黄帝内経」に書かれています。
    何となく調子が悪いけど、検査をしても異常がなく病名がつかない?健康と病気の間?まさしく現代の「自律神経失調症」ではないでしょうか。
    2000年以上前から東洋医学の基本は「未病」(=自律神経失調症)を治すことであり、心身の調和を図り、生体防御能や自己治癒力を高めることが全ての病気の予防法の原則でした。
    ですから「自律神経失調症」は個々の症状に目を向けるのではなく、からだ全体の歪みを調整して気血水の巡りを良くすることで改善されると考えられ、東洋医学の得意とするところなのです。