自律神経失調症は生活リズムの乱れや精神的、身体的のストレスの蓄積などにより、自分でも知らないうちに自律神経のバランスが崩れ、さまざまな心身の不調をきたした状態を指します。自律神経失調症 診断テストではセルフチェックでストレスの状態を4段階評価しています。診断結果ではストレス状態に合わせた治療方法をご案内しています。

無料のセルフチェックでストレス状態を確認しましょう

(全25問)
問1 : よく風邪を引くし、治りにくい
問2 : 手、足が冷たいことが多い
問3 : 急に息苦しくなることがある
問4 : 動悸がすることがある
問5 : 胸が痛くなることがある
問6 : 頭がスッキリしない(頭が重い)
問7 : 眼がよく疲れる
問8 : めまいや立ちくらみがある
問9 : 耳鳴りがすることがある
問10 : 口の中が荒れることがある
問11 : 舌が白くなっていることがある
問12 : 好きな物でも食べる気がしない
問13 : 胃がもたれる感じがある
問14 : 腹が張ったり、痛んだり、下痢や便秘をすることがよくある
問15 : 肩がこりやすい
問16 : よく背中や腰が痛くなる
問17 : なかなか疲れが取れない
問18 : このごろ体重が減った
問19 : なにかするとすぐに疲れる
問20 : 朝、気持ちよく起きられない
問21 : 仕事をやる気が起こらない
問22 : 夢を見ることが多い
問23 : 夜中に目が覚めたあと、なかなか寝つけない
問24 : 人と付き合うのが億劫だ
問25 : ちょっとしたことでも腹がたったり、イライラしそうになることが多い

(日本大学心療内科 桂医師、村上医師作製 / 未病堂治療院 編集)
自律神経失調症は病気ではありませんが、適切なケアをしないと症状を悪化させてしまいます。自己診断だけでなく、症状が気になる場合は専門医に相談することが重要です。当院は自律神経の乱れに特化した治療で自律神経失調症の患者様を多く治療しています。
現在、自律神経失調症の症状や来院の無料相談を実施中です。
無料相談

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自律神経失調症 診断テストの解説

セルフチェックの質問はストレス初期症状と慢性症状に分類されていて、点数によりあなたのストレス状態を知ることが出来ます。またストレスによりどこに問題があるか?項目ごとに「めぐりが悪い(血行不良)タイプ」「元気がない(気虚)タイプ」「栄養が取れない(消化器系)タイプ」「こころと不眠タイプ」に分かれていますので、あなたがどのタイプか分析する事も出来ます。

質問項目の分析で不調の原因を探ろう

自律神経失調症について知る

自律神経失調症とは

自律神経は交感神経副交感神経の2種類で構成されていて、お互いが車のブレーキとアクセルのようにバランスをとりながら、全身の血管や内臓の働きを操っています。この2種類の交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、正常に働かない身体の状態を「自律神経失調症」言います。詳しく読む

自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状は身体に不調が出る場合と精神的な症状が出る場合があります。
身体的症状にはだるい倦怠感、疲れやすい、頭痛、めまい、微熱といった一見ちょっと疲労が蓄積されたかな?と思われる症状から、胃もたれや食欲不振、便秘や下痢などの消化器系症状や不眠や耳鳴り、また動悸、息苦しい、喉が詰まるなど「このまま死んでしまうのではないか」と思われるような症状まであります。
さらに不安感やうつ、急に落ち込んだり逆にイライラ怒りっぽくなったり、些細なことが気になったり、また集中力ややる気、記憶力がなくなったりする精神的な症状も代表的な症状です。症状がどこにどのように現れるかは人によってさまざまです。またいくつもの症状が重複して出ることも多く、時間帯や季節などで症状が変化したり、現れたり消えたりを繰り返したりすることも珍しくありません。詳しく読む

自律神経失調症の原因

自律神経失調症の原因には生活リズムの乱れ、環境の変化、ホルモンの影響などがあります。詳しく読む

自律神経失調症の4つのタイプ

自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスによって理想(スーパーアスリート)型、がんばりすぎ型(ストレス)、のんびり型、ぐったりお疲れ型の4つのタイプにわけられます。詳しく読む

自律神経失調症の4つのタイプ

当院の施術で変わること

1.副交感神経が活性化する

イタ気持ちいい整体や鍼灸の刺激で全身の血流やリンパの循環が改善され、筋肉が緩み身体の力が抜けていきます。特に首や骨盤が緩むと自律神経への圧迫がなくなり副交感神経が活動できるようになります。

2.呼吸が楽になる

猫背を改善させるために肩甲骨周りや肩前、鎖骨周辺、胸筋を緩めて、可動域を広くさせますので、呼吸に必要な筋が緩み、普通に呼吸していてもたくさんの酸素を取り込めるようになります。

3.睡眠が深くなる。

首を緩め頭の血流が改善されるのはもちろん、首と頭蓋骨の境目にスペースを作っていきますので、自律神経をコントロールする脳幹の圧迫がなくなり、睡眠の質が向上しぐっすり眠れ、朝も気持ちよく起きれるようになります。

4.不安感がなくなる

頭の血流が改善されると思考や判断力が増し、情報処理がスムーズに出来るようになります。頭の中に未処理状態の情報が少なくなることで不安感がなくなります。また施術者と信頼関係ができると、施術中にお悩みをお話しできたりして一人で不安を抱え込むことから解放されます。

5.自分の体が分かるようになる

残念ながら病院では「自律神経失調症」と診断されても、ほとんどの方が詳しい説明を受けられずに、ご自分でネットなどで調べて来院されます。当院では初回の問診で細かく症状や生活習慣などを聞きながら、同じ症状の患者さんの治療改善例とすり合わせ、具体的な原因を一緒に紐解いていくので、患者さん一人ひとりの状態に合ったアドバイスが出来ます。また施術中も痛みや硬結のある所ではお声がけしながら進めていき、必要に応じて都度説明しますので、ご自分の体を客観的に知ることができます。「あ~なるほど!」としっかり納得出来るからこそ、本気でセルフケアや生活習慣の見直しが出来るのですから、ここはとても大事です。
また何で動悸が起きるのか?など、自律神経のメカニズムを知ることによって、突発的に出た症状に対して、極度に恐れたり不安にならずに自分で対処できるようになります。

自律神経失調症のセルフケア

自律神経失調症の治療症例

自律神経失調症、胃痛、ストレス、パニック障害、頭痛、不眠、生理痛のお客様

自律神経失調症、胃痛、ストレス、パニック障害、頭痛、不眠、生理痛

ストレス過多による自律神経失調症。もともと胃腸の調子は悪く、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群と診断されていました。さらに生理時に調子が悪いなか電車に乗り、車内でパニック症状が出てしまったとのこと。来院1年前にパニック障害、嘔吐恐怖症と診断されて、精神科・カウンセリングに通っている状態でした。
当院の自律神経セルフチェックで診断しても、重度のストレス状態。自律神経を整えることによって何か変化があればいいなと思い来院されましたが、1ヶ月で本人が絶好調と言えるようになりました。

動悸、めまい、胃痛があるのに何科に行っても異常なしのお客様

動悸、めまい、胃痛があるのに何科に行っても異常なし

動悸、めまい、胃痛、手のしびれがあり、内科、循環器科、心療内科などさまざまな病院を受診しても異常なしの診断に、不安感が増し精神的にも不安定な状態に。内科、循環器科、心療内科などさまざまな病院を受診しても異常なしと言われ、自分はどうなってしまったのだろうという不安感でいっぱいでした
お身体を拝見させて頂き、東洋医学から見た原因を説明しながら、整体とお灸で胃腸の機能低下と血流の悪さを整える施術を行い、治療後は安心したと言葉をいただきました。

まだまだたくさんの治療症例を載せていますので、ご自分と同じような症例があるか、「患者様の声」をご参考下さい。同じ症状の治療内容が分かれば、安心して施術が受けられますし、改善の可能性は高いでしょう。もちろん載せきれていない症例もたくさんありますので、見つけられない方はご相談下さい。

自律神経失調症の無料相談

あなたの症状やお悩みに対してどのような治療が合っているのか?なぜそのような症状が出てしまったのかなどを紐解きながら当院ではどんな治療が出来るか、心療内科、消化器外科などは一般的にどのような治療をしているのかなど分かる範囲でお答えします。治療に対して少しでも疑問がなくなり、前向きになれるようにアドバイスします。

    女性特有の症状「女性ホルモンとの関係」

    女性は、生理・妊娠・閉経などによってホルモンバランスが変化しやすいため、自律神経失調症のリスクが高いです。自律神経の調整とホルモン分泌は脳の視床下部という同じ所が行っていることから、影響が受けやすく、女性ホルモンが大きく変化する生理前後は自律神経も乱れやすくなります。腹痛や腰痛、頭痛、倦怠感などの生理痛はもちろん、生理前の月経前症候群(PMS)のイライラやむくみ、生理不順にも自律神経が大きく関わっています。
    また閉経近くになると女性ホルモンの減少から自律神経のバランスも乱れ、火照りやホットフラッシュで汗が止まらなくなったり、倦怠感で起き上がることが出来なくなったりします。これが更年期障害です。
    普段から自律神経を整えておくことで、女性ホルモンのバランスも整い症状の緩和につながります。

    小学生・中学生・高校生の「起立性調整障害」

    小学高学年~中学生や高校生など思春期の子供に多いのが「起立性調節障害」です。
    自律神経の異常で循環器系の調整がうまく出来ず、立ち上がった時に血圧が低下してしまい、フラついたり吐き気やめまいが起きたり、心拍が上がりすぎて動悸や息切れがあったりします。第2次性徴期は身体だけでなく、生殖器を含めさまざまな機能が大人へと成長する時期なので自律神経のバランスが崩れやすいと言えます。また真面目でストレスを溜めやすい性格の子がなりやすいとも言われていて、身体に力が入りリラックス出来にくいのも自律神経失調症とよく似ています。
    具体的な症状としては朝起きれない、起床時や午前中の頭痛や吐き気、ふらつきやめまい、腹痛や食欲不振などですが午後や夕方には回復することが多いです。このため通学できずに不登校になり、学業に支障をきたすケースもあります。
    当院に来院される患者さんを見ると、多くの方が猫背で首や顎が硬くなっています。また手足やお腹など部分的に冷えている方も多いので、全身の血流改善と共に自律神経の調整を行い改善を図ります。この世代は身体を触られるのが苦手だったりくすぐったがる子が多いですが、かっさや刺さないローラー鍼などを使用することも出来ますのでご相談下さい。

    Topics

    自律神経失調症とうつ病は違います
    原因が分からずに体の不調が続くと心配で不安になりますし、気分が落ち込み憂鬱になり、やる気が出なくなったりすると「これってうつ病?」と思う方もいると思います。しかし自律神経失調症とうつ病は違います。
    うつ病は、先程の気分が落ち込み憂うつになる、やる気が出ないなどの精神的な症状のほか、疲れやすい、体がだるい、眠れないといった身体的な症状がある病気で、気分障害の一つです。気分障害は大きく「うつ病性障害」と「双極性障害(躁うつ病)」に分けられます。うつ病では気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、眠れなくなったりといったうつ状態だけがみられるため「単極性うつ病」とも呼ばれますが、一方の双極性障害はうつ状態と躁状態(軽躁状態)を繰り返す病気です。
    一方、自律神経失調症は病気ではありません。うつ病はエネルギーが枯渇してずっと塞ぎこんでしまいますが、自律神経失調症は塞ぎこむだけでなく、むしろイライラしたり感情の起伏が大きい傾向があります。比較的精神的な症状が強いのがうつ病で、身体的な症状が強いのが自律神経失調症とも言えます。それぞれの違いを見分けるのは難しく、自律神経失調症が発展してうつ病になるケースも多いので、精神的症状が著しい場合は医師に相談して診断してもらいましょう。

    監修者

    未病堂治療院 院長 岡本陽子
    中国気功整体師(歴18年)
    2010年綱島に治療院を開業14年間、自律神経失調症に特化した整体・鍼灸治療に携わる