自律神経失調症の無料相談
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なおインターネットからのご予約は施術日の3週間前~当日1時間前まで受け付けております。直前や3週間以降のご予約はお電話にて承ります。
またキャンセルされる時は必ずお電話でお願い致します。当日キャンセルは出来るだけお控え下さい。
自律神経とストレスの密接な関係
ストレスを受けるとまず「交感神経」が刺激され、体は活発に動く状態になります。心拍数や血圧があがり筋肉への血液の供給量を増やし、唾液の分泌を減らし、血管は収縮します。通常はその後に「副交感神経」に切り替わり、体を休める状態になります。心拍数や血圧を下げ、唾液の分泌は増え、血管を拡張して消化器に血液を供給します。ところが強いストレスに長時間さらされる状態が続くと、「副交感神経」への切り替えがうまくできなくなり、自律神経が乱れます。「交感神経」が優位になり過ぎると血行不良による冷えやコリ、だるさ、不眠や胃腸障害が起こり、内分泌系や免疫にも影響が出て「自律神経失調症」の状態になります。
また一般的に「精神的ストレス」の認識は高いのですが、ストレスには他に「物理的ストレス」、「化学的ストレス」、「生物的ストレス」と4種類あると言われています。個人の性格や受け止め方の違いがありますが、下記の4種類のストレスを認識した上で診断テストの結果と併せて対策を考えていきましょう。
- 物理的ストレス
- 高温や低温、湿度、騒音や振動など
- 化学的ストレス
- 酸素の欠乏、薬害、栄養の不足、お酒の飲み過ぎやたばこの吸い過ぎなど
- 生物的ストレス
- 病原菌などの病気やアレルギー、睡眠不足など
- 精神的ストレス
- 人間関係や家庭内問題、精神的な苦痛など
質問項目の分析で原因と改善策を探ろう
項目ごとに
「めぐりが悪い(血行不良)タイプ」
「元気がない(気虚)タイプ」
「栄養が取れない(消化器)タイプ」
「こころと不眠タイプ」に分かれていますので、あなたがどこのタイプか分析してみて下さい。
めぐりが悪い(血行不良)タイプ
問6 : 頭がスッキリしない(頭が重い)
問7 : 眼がよく疲れる
問8 : めまいや立ちくらみがある
問9 : 耳鳴りがすることがある
問15 : 肩がこりやすい
問16 : よく背中や腰が痛くなる
元気がない(気虚)タイプ
問3 : 急に息苦しくなることがある
問4 : 動悸がすることがある
問5 : 胸が痛くなることがある
問17 : なかなか疲れが取れない
問19 : なにかするとすぐに疲れる
栄養が取れない(消化器)タイプ
問11 : 舌が白くなっていることがある
問12 : 好きな物でも食べる気がしない
問13 : 胃がもたれる感じがある
問14 : 腹が張ったり、痛んだり、下痢や便秘をすることがよくある
問18 : このごろ体重が減った
こころと不眠タイプ
問21 : 仕事をやる気が起こらない
問22 : 夢を見ることが多い
問23 : 夜中に目が覚めたあと、なかなか寝つけない
問24 : 人と付き合うのが億劫だ
問25 : ちょっとしたことでも腹がたったり、イライラしそうになることが多い
あなたのストレス状態に合わせた治療方法
診断テスト結果 0~5個
セルフケアで効果が感じられなかったり、自分でうまく呼吸法が出来ない方は質問項目分析で一番多かったタイプで治療院を選んで相談してみましょう。もちろん当院の無料相談も利用できますので、お問い合わせから気軽に質問してみて下さい。
診断テスト結果 6~10個
生活面に気をつけてセルフケアもやってみたけどあまり改善されなかった方は、質問項目分析で一番多かったタイプで治療院を選んで相談してみましょう。当院の無料相談も利用できますので、お問い合わせから気軽に質問してみて下さい。
当院で治療する場合
おまかせ
60分コース
初回5,500円
診断テスト結果 11~20個
3日間で改善が見られたらしっかり習慣になるように続けながら、なるべく早く治療をしましょう。不調が重なったり長期化していると、慣れてしまって自覚が薄くなり放っておきがちですが、診断結果をしっかり受け止めて治療しましょう。治療に不安のある方は当院の無料相談も利用できますので、お問い合わせから気軽に質問してみて下さい。
当院で治療する場合
おまかせ
90分コース
初回8,500円
診断テスト結果 21個以上
診断結果をしっかり受け止めなるべく早く治療を始めて下さい。まずは質問項目分析で一番多かったタイプで治療院を選んでみましょう。どこがいいか悩んでしまっている方は、当院の無料相談も利用できますのでお問い合わせから気軽に質問してみて下さい。心療内科や消化器内科などと並行して治療も出来ますので、この診断テストをきっかけに一歩踏み出してみましょう。
当院で治療する場合
コース
60分×3回
18,000円
無料相談
自律神経失調症の治療について
自律神経を整えるセルフケア
ストレッチ3選
肺に空気がしっかり取り込めるように「肋間」「肩甲骨」「胸」周りの筋肉をゆったりストレッチ、だら~んと力を抜いて緩めていきます。
① 体側を伸ばす。(肋間を広げる)
1.まずは両足を肩幅より少し広げて足裏で床を押すようにして立ちます。手を組んで手の平を上に向け(もしくは右手で左手首をつかんで)天井にのびをします。腕を上げることで肋骨全体を引き上げ、右方に倒しながら左側の肋間を広げます。
2.次に左に倒して右側の肋間を広げます。(手首をつかんでいる人は左手で右手首をつかんで)さらに呼吸が出来るようなら、腕をまっすぐ頭上に上げる時は「吸い」、横に倒す時は「吐き」ます。もっと出来る方は顔をやや天井に向けて上を向き、伸ばす方の肩が前にかぶらないようにして下さい。ご自分が力を抜いて出来るところまででいいです。
また椅子に座った状態では骨盤が安定しますし、力が抜けやすいのでおすすめです。背もたれや肘掛けにもたれて「だら~ん」と力を抜いて肋間に空気を送り込みましょう!
②肩甲骨まわりや腕の筋肉を伸ばす
1.床に両手の平と両膝をつき、四つん這いになります。背骨はまっすぐにして。
2.右手を20~30㎝前に出し、右肩にもたれかかるようにしてお尻も後ろに引きます。右肩、腕が伸びていきます。お尻はかかとに着かなくてOK。
呼吸が出来るようなら「吸ったり吐いたり」の呼吸をすることでさらにストレッチが深まります。
さらにストレッチを深めたい方は「だら~ん」と右肩にもたれたまま、「ゆらゆら」少し体を揺らして右肩甲骨や上腕に刺激を加えましょう。左手は好きなところに置き直してリラックス。3.左も同様に行います。
③肩前や胸筋の付け根を伸ばす。
1.床に両手の平と両膝をつき、四つん這いになります。背骨はまっすぐに!
2.つぎに右手を右横に伸ばし床に手の平をつけます。
3.顔を左に向け右肩を下に押し込むように下げます。肩前や胸筋の付け根が伸びていればOKです。呼吸が出来れば「吸って」肩や腕の少し上へ緩め、「吐いて」下に下げて伸ばします。 さらに出来る方は「だら~ん」と右肩にもたれるように力を抜きます。右肘を曲げるとさらにストレッチが深まります。
4.左も同様に行います。
簡単3Step呼吸法
1.まずは口呼吸で口を小さく前に少しとがらせて「ホッホッホッ」と短く吐くことから始めましょう。
2.次に「ホッホッホー」と最後だけ少し長く吐きます。3回くらい繰り返すと長い「ホー」の後に、息がちょっと吸えてることに気が付くと思います。
3.胸の前で腕をクロスして少し前にかがみながら、背中を丸めて「ホッホッホー」と息を吐き切った後、顔を上げて、腕を頭の後ろに両手を当てて肘を広げ、息を吸ってみましょう。立ってやってもいいですし、背もたれのある椅子ならば、腕を上げるときに背中をゆったりもたれると力を抜けていいでしょう。
生活改善方法5選
① 毎朝太陽の光を15秒浴びる。
②体を温める
また同時に薄着やクーラーなど体を冷やすことは避け、冷たい飲食物も控えめにしましょう。
③夕飯を遅く食べない。
遅くなる時は途中18時に軽食を食べて、20時以降は消化の良いものや野菜やスープ類などで賄いましょう。
④寝る直前に携帯やスマホ、パソコンを見ない。
⑤セルフマッサージをする。
1.背もれのある椅子に深く腰かけ、首の後ろで両手を組みます。ちょうど小指側が後頭蓋骨の端に当たります。
2.背筋をまっすぐに伸ばしたまま、頭を後ろに少しだけ倒します。両手にもたれかかるようにして力を抜きます。出来る方は肘をやや天井の方に向けて、体を前後にゆらゆら揺らします。
1.仰向けに寝て、膝を立てます。
2.両手にこぶしを作りお尻の下に入れます。
3.体を右に傾け、右のお尻の側面に体重をかけると右のこぶしがお尻にめり込み、自然とマッサージされます。左右交互に体重をかけてマッサージしましょう。
4.慣れてきたら、仙骨回りやお尻の側面までこぶしを移動させて、お尻全体をほぐします。
診断テストに関するQA
この診断テストって本当に信頼できるの?
この診断テストは日本大学心療内科の先生方が作成したものですが、診断結果に未病堂治療院がセルフケアや改善方法を加筆したものになります。WEBにはさまざまな情報がありますが、自分に合った治療がどれなのかを見つけるのは難しいと思います。診断テストを通して簡易なヒヤリングをして、より個々に合ったアドバイスが出来たらいいなと思って載せました。質問項目の分析は当院オリジナルですが、ご自分の不調の原因を理解して自分に合った治療方法を見つけるきっかけになれば嬉しいです。
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Topics
東洋医学の「未病」という考え方
何となく調子が悪いけど、検査をしても異常がなく病名がつかない?健康と病気の間?まさしく現代の「自律神経失調症」ではないでしょうか。
2000年以上前から東洋医学の基本は「未病」(=自律神経失調症)を治すことであり、心身の調和を図り、生体防御能や自己治癒力を高めることが全ての病気の予防法の原則でした。
ですから「自律神経失調症」は個々の症状に目を向けるのではなく、からだ全体の歪みを調整して気血水の巡りを良くすることで改善されると考えられ、東洋医学の得意とするところなのです。