主な症状

・本能性振せん 書痙

・首が締まるような感じ

・首こり

・下痢

<検査>

・左胸鎖乳突筋の突っ張り感、それに伴う喉の詰まり感

・ライトテスト左(+)  モーレーテスト(++)

・舌診:厚白苔 やや紅  脈診:沈肺弱

治療過程

1回目:問診表への記入時、上腕を身体に押し付け腕の震えを抑えている。仕事でのPC作業・ハンダごての作業にも支障。脚は震えというより、膝に力が入らない感じ。左胸鎖乳突筋の突っ張り感により、声が出しづらく声量が小さい。胸鎖乳突筋や背部の張り、下腹部の圧痛など左側に症状が出ている。

まずは整体・鍼で身体全体の血流を良くする。術後は声が出しやすくなり、手の震えは10→5へ。

2回目:一週間後に来院。喉の詰まり感は軽減、手の震え10→9へ、膝はガクガクで力が入らない。今回は膝メイン、首・腕は前回と同様の治療を行う。術後、膝は力が入り出し手の震えは10→7へ。お茶を飲む時に震えが出て飲みにくそうだった。(特に左腕)。

10回目:週一回のペースで治療。手の震えは右10→1・左10→4。膝の力が入らないのは回数が減った。お腹が冷えていると腕が冷たい(熱を体幹に奪われる)ので、塩灸で腰・お腹を温めながら整体を行い、鍼は左腕メインの治療。術後は、右腕の震えはほぼナシ・左はたまに大きな震えが出る程度。

 

先生のコメント

最初は字を書くのもままならないほど震えが大きく、声も出しづらいため精神的にも落ち込んでいるようでした。症状は20年来のもので、お医者さんからは経過観察という薬の処方。

治療をしていく中で胃腸の調子を整えていき、内臓冷えの症状が悪影響を及ぼしているのではという考えに至り、塩灸をプラスし治療効果を高めました。現在震えは完治とはいえませんが、仕事や日常生活に支障は無く、世間話も楽しく話をされて性格も明るくなったと思います。