日本の夏は高温多湿の為、熱中症や冷たい物の食べ過ぎ・食欲不振など「暑邪」で体調を崩す方がいらっしゃいます。しかし最近ではエアコンでの冷やし過ぎで夏なのに「寒邪」（冷え）が原因の体調不良が増えています。
また暑い外と冷えている室内の急激な温度差に、身体の調節機能（自律神経等）が追いつかなくて体調不良になる方もいます。本来暑ければ汗をかいて体表面を冷やしますが、急に冷えるため汗は乾き身体の中に熱がこもってしまう、身体は冷えているのに顔はのぼせるといった症状も表れます。
一般的な冷え症は身体の中で熱が作り出せない（エネルギー不足）タイプと、熱はあるが運動不足や自律神経の乱れによって巡りが悪いタイプなどがあります。冷たい食べ物は控え、睡眠・休息をしっかりとり、ストレス環境の改善や適度な運動などで身体の循環を良くし、さわやかな汗をかきましょう。
