眼精疲労、ドライアイ、めまいといった目の症状も自律神経と関係します。
さらに、長期的に見れば白内障などの目の老化にも影響する可能性があります。

•ドライアイ
まず、涙の分泌は副交感神経優位の時に高まります。
つまり、ストレスで交感神経優位になると、涙が減少してドライアイになるのです。

•眼精疲労・疲れ目
交感神経が過剰に働くと顔面~首の筋肉が緊張し、それにより脳への血流が制限されます。そうすると目をメンテナンスするための栄養や酸素が十分供給されなくなります。また交感神経優位時には視野が中心視野になるので、目を動かす筋肉がより疲れると考えられます。

•めまい
前述のように、交感神経優位時には筋緊張で脳への血流が制限されます。
それが内耳の機能低下を引き起こしてめまいが起こると考えられます。
病院で検査を受けても、「異常なし」あるいは、「メニエール」と診断された場合は、血流不全が原因と考えられます。

•まぶたの痙攣
まぶたの痙攣は、交感神経優位により顔面の筋肉が異常に緊張して顔面神経を圧迫して起こると考えられます。