主な症状

・首こり ・肩こり

・1ケ月前より頭痛がひどい。痛い場所も時によって異なる。

・1年前からめまい

・寝付きが悪い

・心療内科で自律神経失調症と診断(睡眠導入剤と抗不安薬を服用)

治療過程

初 診:全身が硬く、背中が一枚岩のように固まっていて肩甲骨が見えない。首も狭窄していて後頭部の圧痛強い。頭痛、不眠解消のため首肩メインに施術。術後首肩の可動域が広がったが、頭痛は少し残る。

2回目:前回術後のもみ返しもなく肩首は楽だった。指導したストレッチを継続していたのでだいぶ肩はほぐれやすいが、頭痛はまだあるので上半身に重点を置き、うつ伏せの後側臥位(横向き)で施術。肩甲骨が浮いて可動域が広くなったことで、首のへのストレスが軽減。術後頭痛はなくなった。

3回目:昨日まで頭痛はなく、外出したりリフレッシュしたが、今朝から側後頭部に頭痛あり。上半身とふくらはぎの施術をプラス。下半身から全身の血流UP。術後頭痛はなくなった。

 

先生のコメント

首~背中~腰~足まで張っている上、左に傾いて歪んでいたので、筋肉の伸縮が少なく、関節の可動域がとても狭い状態でした。まずは首肩を緩めることで、上半身の自律神経の圧迫を取り、頭痛や不眠、めまいなどの症状緩和に努めました。さらに血圧も低いので下半身の筋肉をほぐし、ふくらはぎの筋ポンプを稼働させ、全身の血流UPを図りました。

心療内科の服薬治療だけで改善されない方は、身体本来の働きを取り戻すことで一気に改善されることがあります。