主な症状
・半年前に過敏性腸症候群の治療から減薬をしたら離脱症状出てきて辛い。
・不眠 導入剤服用しているが毎日1~2時間おきに目覚める
・耳鳴り、頭鳴(常時)
・首、肩の痛み
・排卵痛
治療過程
<検査>
・猫背、背部、首、後頭部の張り強い
・左肩が後ろに歪み、肩甲挙筋が収縮。胸鎖乳突筋の張り強い。
・脈診 数弱
・舌診 歯痕、裂紋あり、やや鏡面
<治療過程>
1回目:いろんな症状があるが、頭鳴に気をつけて首、肩中心に自律神経の調整して、不眠対策。術後は軽いとの感想。
2回目:前回施術後睡眠の質が上がり、覚醒回数が減ったとのこと、首をポイントに施術。背部の肝兪、脾腧にしこりあり。
3回目:途中覚醒は3~4回⇒1回に減少。首が軽く耳鳴り・頭鳴も小さくなった。肩こりが抜けないので横向きで肩甲骨周りの施術をプラス。
3週間後:施術期間を空けたが頭鳴なく耳鳴りも気にならなくなった。途中覚醒もなくぐっすり寝れる日もあり寝た満足感がある。
その後治療の間隔があくと戻ることもあるが、以前のような辛さはなくなった。排卵痛の治療も並行して実施。
先生のコメント
初診時にメモを持ってくる位、非常にいろんな症状があり辛そうでしたが、初回から心配していた大きな反動もなく治療効果が出ました。従来からある体質に仕事でのストレスが加わり、過敏性腸症候群や胃炎になってしまったと思います。減薬に伴い離脱症状として耳鳴、頭鳴、不眠、めまいなどがありましたが、まず自律神経の調整をして不眠改善に努めました。合わせて耳鳴・頭鳴がなくなったことで交感神経の異常を抑え、副交感神経が活動出来ることで消化器系(胃や腸)の働きも良くなると思います。