主な症状
・来院前日にゴルフをして腰を痛めた。
スイングをした際に右腰に痛みが走ったが、そのままゴルフを継続して帰宅。夜寝るときに痛みが非常に強く感じた、起床時にも強い痛みあり。
治療過程
<検査>
・前屈、後屈、側屈不可。動かせない。
・ケンプ(-)
・SLR(-)
・腰殿部の筋緊張(++)
<治療過程>
1回目:痛みが強くうつ伏せになれない、横向きで背部~下肢の整体をして、少し緩んだところでうつ伏せで鍼治療。術後痛みを10段階評価してもらい(10=来院時、0=症状がないとすると)10→6 痛みはほぼ半減
2回目:翌日の来院時は6→4に変化、痛みが減り動きやすくなっているとのこと前回同様に整体と鍼治療を行い4→3
3回目:4日後、痛みは無くなりうつ伏せも可能になり、右の腰に張りを感じる程度
ぎっくり腰になってから一週間後にはゴルフの練習をしても問題なく痛める前よりも腰の動きが良くなった気がするとのこと。
先生のコメント
特に急性期のケガは治療を行うのが早ければ早いほど治りが早く、時間が経つほど痛めた周囲の筋肉などが固まってきて動きが悪くなってしまいます。
今回の患者さんは、痛めてからすぐに治療に来られ、その後も間隔を開けないで治療効果を蓄積出来たことで早期に症状が取れました。