主な症状
・冷えのぼせ
・立ちくらみ
・起床時の動悸
・五十肩(左肩可動域70度)
・食欲不振(胃カメラ異常なし)
治療過程
1回目 :猫背が強く、首がガチガチ。身体全体の調節を考慮して配穴。合谷・血海の反応大きい。 術後頭スッキリ・足ポカポカ感じる。
2~5回目 :更年期症状落ち着いてきているが、発汗調節がいまいち出来ていない。左肘伸展で痛み。 手三里がピンポイントで圧痛。3回目の治療で体温調節機能安定。
6~10回目:更年期症状ほぼないが、お腹の調子が気になってきた。手三里の反応は大きい。
24回目 :約8ヶ月の通院で諸々の症状が安定したので、定期的な通院は終了。
先生のコメント
更年期にさしかかると、卵巣機能の低下によってホルモンのバランスがくずれ、さまざまな更年期症状が起きてきます。また身体的要因に加え、職場のストレス等の社会的要因も原因になります。
ホルモンの分泌調整は脳にある視床下部が指令を出していますが、体温調節や消化機能、精神活動などの自律神経調節も担っています。したがって、卵巣機能の低下によって脳からの指令通りに女性ホルモンが出せず視床下部の混乱してしまい、自律神経のコントロールも乱されてしまうのです。
整体や鍼灸で血流や気の流れを良くしてあげて、心身共に良い方向に向かわせましょう。