主な症状

・首肩と背中のこり、寝起きのだるさ
・吐き気(起床時、食前、後)
・食欲不振
仕事で夜勤があり生活リズムが不規則、ストレスもかなり感じる。
身長にくらべ体重が軽く、身体が細い、筋肉量も少ない
食欲がないが無理して何か口に入れると胃がもたれるし吐き気がでてくる。

治療過程

1回目:ストレス過多で体をゆっくり休める時間もあまりなく、疲労困憊している状態で鍼の刺激よりもマイルドな灸をつかって内臓(特に東洋医学における脾胃と肝)の治療を整体とともに行う。

2~5回目:術後2,3日はスッキリした感じがしたが症状が戻ってきた、前回よりも治療をしていて患者さんの体の緩みが出てきており、治療効果の積み重ねをしていく。
治療翌日は胃のもたれなく、吐き気ではなくげっぷが出てくるように。

6~10回目:食欲不振と首肩のだるさは消え、吐き気もほぼ出なくなったがげっぷが出る。
体力も少し戻って来たので鍼治療も組み合わせるように変更。
最終的には仕事をしての肩こりなどが主訴のメインとなり内科的な症状は落ち着いた。

先生のコメント

この患者さんは自分の限界以上にお仕事を頑張っている方で休みもあまり取れずに
頑張り続けている状態でした、そのせいで自律神経のバランスが乱れ症状が出ていると考え
整体で体の緊張をとり、鍼やお灸を使ってより体質に近い所から自律神経の調節を行っていきました。