治療方法

しっかり整体 + 鍼灸だから高い効果が出せます

当院では整体を基本に考えています。
ポキポキしないしなやかな中国整体は、強い圧迫などの負担をかけることなくイタ気持ちいい感覚で、リズム良く身体の深部に浸透して行くのか特徴です。
筋肉や関節の緊張を解き全身の血流を充分回復してから、必要に応じて鍼やお灸などをツボに施術することで、その効果をしっかり発揮することができます。

整体

整体
全身の歪みを取る

整体の目的は歪みを取ることです。
骨格や筋肉の均整がとれる事で血管や神経の圧迫がなくなり、滞った血流を改善したり神経伝達がスムーズになります。
ですから整体は肩こりや腰痛と言った関節痛だけでなく、頭痛や手足のしびれ、自律神経の調整による内臓疾患の改善(特に消化器系、呼吸器系)、精神的疾患、ホルモンや血流と関係の深い婦人科系疾患に効果が高いと言われています。
解剖学はもとより、さまざまな病理メカニズムを理解した施術者が施術をすることで、整体治療の可能性も広がります。

整体のメカニズム
整体のメカニズム
整体のメカニズム

鍼

整体で十分血行が良くなりベースが整った体に鍼で刺激を加えることにより、筋肉の中から緩め、痛む所に免疫細胞を集めたり経絡上のツボで内臓を調整したりします。
鍼治療はWHO(世界保健機構)でも様々な症状への効果が認められておりますが、整体と違う大きな点は鍼で感覚神経を刺激することで、中枢神経と脊髄神経に働きかけ痛みを抑えることができる点です。
当院では症状よって中国鍼、和鍼、美容鍼、円皮鍼などを使用しております。衛生面からすべて使い捨て(ディスポ―ザブル鍼)で、太さや長さも部位や患者さんに合わせて使い分けていますので、初めての方でも安心して受けていただけると思います。

お灸

お灸

こちらも整体と合わせて、からだの一部を温めることにより鍼と同様に刺激を加え、血行を促進したり免疫力を高めます。
お灸に使われるモグサの有効成分シネオールは、ユーカリや様々なハーブなどにも含まれるもので、強力な消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用などがあります。お灸をすることによって、この成分が皮膚の表面から内部に浸透していきますので、痛みを和らげるなどの効果があります。
当院では一般的な台座灸を始め、本格的な技術を必要とするモグサを米粒大にひねった透熱灸や皮膚に直接触れないローラー灸、塩灸などを使用しています。当院手作り塩灸は穏やかな温かさが体に浸透し、冷え症や婦人科系疾患にとても効果があります。

吸玉療法

吸玉療法

「吸玉(すいだま)」とは、中国では抜缶とか吸角 と呼ばれるポピュラーな養生の療法です。ガラス玉 の中を火で燃やして真空状にし、それを背中や痛む場所などにつけることにより、筋肉を吸い上げます。筋肉やその下の血管を吸い上げることで血管を一時的に縮小し、放すことで血管が拡張し血流が良くなります。滞った血流が回復することで痛み、凝りなどが、緩和し、体内の新陳代謝も促進され、自然治療力が働きます。
術後は吸玉の痕が付き、3日から10日ほどでなくなります。色が濃いほど血流が良くなかったり、凝り、痛みなどがあると起こる反応ですが、何度か続けていくとこの色は徐々に薄くなります。それはドロドロとした悪い血(オケツ)が浄化されてきている証拠です。

吸玉の痕

その場所と色で、どの程度の機能低下があるか見当がつきます。

吸玉の痕
吸玉の痕

サラサラと血液が流れているところはピンクや赤くなり2、3日ほどで色は消えますが、コリや老廃物があり血液が滞っている場所はドロドロとゆっくり流れているので、痕も赤黒くなったり赤紫になったりします。流れがゆっくりなので色も消えるのに時間がかかり、1週間~10日位かかるの事もありますがずっと残ることはありません。
場所によって色の違いがあるからこそ、調子の悪い所が特定できる利点もあります。

ストレッチ

ストレッチ

手技で血行が行き届き柔らかくなった筋肉は、しっかり伸び縮みさせて 動ける筋肉を育成します。整体を通じてご自分の身体の状態を把握して頂き、さらに施術後症状に適切なセルフケアを指導し維持が出来るようにします。