主な症状

・毎年梅雨期にめまいを発症

2017年は6月から3カ月間、2018年は6月から半年間

・四肢のアトピー性皮膚炎・ほほのにきび

・WPW症候群(不整脈症状)

・閃輝暗点

・お店で商品名が口から出ない時がある。

・便秘 ・食欲不振

治療過程

<検査>

・ライトテスト(++)・モーレーテスト(左+)

・回転性めまいはなく、頚部の張りが強い

<治療過程>

1回目:まき肩・猫背でストレートネック、左頚部の張りが強い。梅雨(湿邪)による症状は、今はあまり見受けられない。頸部の血流改善と、皮膚の状態を見ながら整体・鍼治療を行い、首のタオルストレッチの指導をする。

2回目:1週間3回の集中コースで治療。初回とくらべめまいは10→7へ。動作時めまいは強かったが、朝は大丈夫。頭に血が行ってない感じが自覚できるようになった。タオルストレッチ、家で継続中。アトピーの薬の効き始めてきた。

3回目:めまいは1日2回くらいに減って来て、体調も良くなってきたので中華街へ食事をしに行って来た。初回の食欲不振は改善されたよう。

5回目:めまいは全く出なくなり、ゴルフの打ちっぱなしに行けた。食欲、便秘も解消して便通が良くなったからかアトピー症状もだいぶ改善し、薬も弱くすることになった。

先生のコメント

3年前から体力と気を使う介護の仕事に従事し、基本的に施設と寮の往復で、体重が20kg増加いろいろな検査を受けても異常なしの診断、今年も梅雨入りするとめまいが出るんじゃないかという不安の中、めまい発症。梅雨入りから一か月後の来院でしたが、湿邪による症状はあまりなく、湿気(梅雨)がめまいのスイッチになってしまった様です。

治療は頚部の張りを取り除き、身体全体の流れを良くするのと皮膚症状の改善をねらい八脈交会穴(今回は列欠・照海)を選穴しました。結果めまいだけでなく、体調が良くなったことで便秘改善・アトピーの薬も効き目が良くなったんだと思います。