主な症状

・不眠。寝付きが悪く睡眠導入剤を服用。毎日途中目覚める。

・動悸  ・息苦しい

・咽がつまる感じ

来院4か月前より不眠症状があり心療内科で睡眠導入剤を処方。直前に仕事が多忙でストレス増。動悸、息苦しさなどは変らず、途中覚醒もある。

治療過程

<検査>

・右肩、右腰上がり

・T8~10(背骨の一部)盛り上がり

・ガンマ値やや高め

・舌診:中心部に裂紋、歯痕あり

・脈診:やや渋

 

<治療過程>

1回目:首肩の張りがひどく、やや甲状腺が大きい。上半身中心の施術で首、肩、背中の張りを取り、背骨の両際の自律神経への圧迫を軽減。術後は身体が軽くなった。

2回目:前回の治療から入眠が出来るようになり、息苦しさ、動悸もなかった。舌の歯痕も減少。本人の自覚はないが首、肩、背中の張りは強いので、前回同様上半身中心の施術にプラス骨盤調整で、背骨の安定を図る。背骨の際を刺激すると咽の詰まりが楽になった。

3回目:薬なして入眠OK。途中覚醒はあるがすぐに寝てるので気にないし、朝スッキリ起きれる。息苦しさ、動悸、咽の詰まりも解消。

 

先生のコメント

4カ月間かなり辛い思いをされて来たようで、心療内科や婦人科などいろんな病院を転々とされて来たようです。原因は直前の多忙によるストレスで自律神経が大きく乱れてしまったことがと思います。1回目の治療直後から笑顔が見え、日に日に良くなり、新学期にも間に合いました。今後も週に1度の治療を継続されていくようです。