自律神経失調症の原因はストレス、生活のリズムの変化や悪習慣、ホルモンの乱れなど様々ですが、当院では体の構造的な問題を改善することで自律神経のバランスを整える治療をしています。

これまでの臨床経験から自律神経のバランスが悪い方は、ほぼ全ての方の姿勢が悪く骨格のバランスが崩れています。

アンバランスな骨格で無理に体を支えようとするので、筋肉が常に緊張して血管や神経を圧迫し続け、慢性化すると休息すべき時にも筋肉の活動スイッチが切れないので、休息と活動の自律神経の入れ替わりがうまくいかなくなってしまうのです。

無意識に身体に力が入ってしまったり、夜になっても眠れなかったりするのは、こうした自律神経のバランスが崩れて来ている証拠です。

特に背骨には交感神経、首と骨盤には副交感神経がありますので、悪い姿勢でそれらが圧迫し続けられると、それぞれのスイッチの切り替えがスムーズに出来なくなり、呼吸や体温、ホルモン調節、内臓機能に影響が出てきます。
こういった不調は徐々に出てきますので、病院の検査では数値として出てこない場合が多く、また天気や気候、気分でも左右されやすいので、放っているうちに悪化するケースが多いです。

ゆがみが生じた体

身体が歪むメカニズム

背骨と骨盤は、頸椎のまわりにある僧帽筋や、腹部を包む腹横筋、お尻にある大殿筋などの筋肉により支えられています。そして、動作によって筋肉を緩めたり、縮めたりしながら、骨を正常な位置に戻し、体のバランスを保っています。しかし、筋肉への過剰な負担や、筋力の低下、硬直などが起こると、背骨や骨盤が傾き、体はゆがんだ状態になります。ゆがみが生じる主な原因は、次の通りです。

  • 悪い姿勢・・・
    猫背や反り腰、脚を組むなど。
  • 長時間の同じ姿勢・・・
    デスクワークや車の運転など。
  • 一部の筋肉を酷使する動作・・・
    バッグを片方の肩にかけ続けるような、日常動作の癖など。
  • 運動不足・・・
    筋肉量が減り、筋力が低下することにより、骨格を支える力が弱くなる。
  • 冷え・・・
    血管が収縮して血液循環が悪化し、筋肉が硬くなる。
  • ストレス・・・
    自律神経のバランスが崩れて、血液循環が悪化することにより筋肉が硬くなる。
  • 身体のゆがみと自律神経の関係

    身体のゆがみと自律神経の関係

    頸椎(脳神経・上下頚神経節)

    脳(全身) 微熱(体温調節)、倦怠感、疲労感、朝起きれない、力が入らない、血圧、パニック障害
    頭痛、不眠、睡眠障害
    耳鳴り、耳の閉塞感、めまい
    疲れ目、涙目、目の乾き、目が開かない、まぶたの痙攣
    乾き、口の中が痛い、味覚異常、のどの異物感、イガイガ感
    手・腕 しびれ、痛み、冷え、ほてり

    胸椎(腹腔神経節)

    心臓・血管系 動悸、胸部圧迫感、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、血圧変動
    皮膚 多汗、汗が出ない、冷や汗、皮膚の感想、かゆみ
    呼吸器 息苦しい、息がつまる、息ができない、酸欠感、息切れ
    筋肉・関節 肩こり、背中の痛み、関節のだるさ、力が入らない
    消化器 胃の不快感、胃痛、吐き気、腹部膨満感

    腰椎(上下腸間膜神経節)

    小腸・大腸 下腹部の張り、腹鳴、便秘、下痢、ガスがたまる
    しびれ、冷え、ほてり、痛み、ふらつき

    仙骨(骨盤内神経)

    泌尿器 頻尿、残尿感、尿が出にくい
    生殖器 男性:インポテンツ、早漏、射精不能
    女性:生理痛、生理不順、不妊症、更年期障害