交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、正常に働かない身体の状態を言います。
自律神経は全身に分布してさまざまな器官を調整していますので、症状は心臓・血管系、呼吸器、消化器、皮膚、生殖器、手足、関節にいたるまで、体のありとあらゆるところにあらわれます。
例として倦怠感、疲れやすい、めまいがする、微熱が続く、フラフラする、体がほてる、食欲がない、眠れない、すぐに目が覚める、起きるのがつらいなどがあります。

また精神症状として不安になる、恐怖心に襲われる、イライラする、落ち込む、怒りっぽくなる、集中力がない、やる気がない、些細なことが気になる、記憶力や注意力が低下する、すぐに悲しくなるなどもあります。

症状がどこにどのように現れるかは、人によって千差万別です。
定番の症状はなくその人の生活習慣やストレスの程度、体質などの要因によって異なります。また症状は単独ではなく、関連性がないと思われる他のところに影響を及ぼし、いくつもの症状が重複して出ることも少なくありません。
多くの場合、症状はその人の体や心の弱い部分にあらわれますが、そのときどきで症状が変化したり、現れたり消えたりを繰り返したりすることも珍しくありません。
そのため、診断を下すのが難しい場合もあります。

各器官における主な症状の一覧は次の通りです。

各器官における主な症状

頭痛、頭が重い
耳鳴り、耳の閉塞感
疲れ目、涙目、目の乾き、目が開かない
乾き、口の中が痛い、味覚異常
のど 異物感、圧迫感、イガイガ感
手・腕 しびれ、痛み、冷え、ほてり
しびれ、冷え、ほてり、痛み、ふらつき
筋肉・関節 肩こり、痛み、関節のだるさ、力が入らない
皮膚 多汗、汗が出ない、冷や汗、皮膚の感想、かゆみ
心臓・血管系 動悸、胸部圧迫感、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、血圧変動
呼吸器 息苦しい、息がつまる、息ができない、酸欠感、息切れ
消化器 食道のつかえ、異物感、吐き気、腹部膨満杯感、下腹部の張り、腹鳴、胃の不快感、便秘、下痢、ガスがたまる
泌尿器 頻尿、残尿感、尿が出にくい
生殖器 男性:インポテンツ、早漏、射精不能